ガス検知器について

■タンク・マンホール

終末処理場の原水タンク、雨水ピット、マンホールは、内部の水の腐敗や酸素を消費する好気性菌の増殖により、酸欠及び硫化水素中毒の好発生場所になっています。高濃度の硫化水素及び酸欠空気を一呼吸することで失神し、その際、水の中にうつ伏せに倒れると溺死する危険“大”です。

■下水道

下水道の沈殿物には動物性タンパク質、各種処理工場や実験室からの硫酸塩や硫化ナトリウム、食品工場からのアミノ酸等、実に様々な成分が含まれています。硫酸塩や硫化ナトリウムは容易に硫化水素を発生し、更に空気中の酸素を呼吸する作用もあるため、元々密閉されて換気の悪い下水道内は硫化水素中毒と酸素欠乏のダブルパンチになってしまいます。

 

■バラストタンク船倉

船の重心を調節するために、水を出したり入れたりするバラストタンク。内壁の鉄板の酸化は驚くべきスピードで進行します。また、積荷の果実、穀物類の呼吸作用、冷凍に使用されるドライアイスの気化等で、酸素は大量に消費されています。タンク船倉内の空気は、常に酸欠状態と思うべきでしょう。

■ゴミ処理施設

下水道の沈殿物には動物性タンパク質、各種処理工場や実験室からの硫酸塩や硫化ナトリウム、食品工場からのアミノ酸等、実に様々な成分が含まれています。硫酸塩や硫化ナトリウムは容易に硫化水素を発生し、更に空気中の酸素を呼吸する作用もあるため、元々密閉されて換気の悪い下水道内は硫化水素中毒と酸素欠乏のダブルパンチになってしまいます。

■酸素欠乏に対する人間の反応

酸素は空気中に、約21%含まれており、その酸素を使って人は生命を維持しています。

ところが換気不良なところ、酸素を消費したり、酸素をうすめたり、追い出したりする物質があれば酸欠が起こります

O2濃度 症 状 O2濃度 症 状
21%
自然酸素濃度
14〜9% 意識もうろう、頭痛、
吐き気、顔面蒼白
(チアノーゼ)、全身脱力
18%

安全限界

連続換気が必要です

10〜6% 昏倒、意識消失、
全身の筋けいれん
16〜12% 呼吸、脈拍数の増加、
精神集中力の低下、頭痛、
耳鳴り、吐き気
6%以下 意識不明、昏睡、
呼吸停止、心臓停止、
6分間で死亡

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■一酸化炭素の人間に対する作用と毒性

濃度(ppm) 作用又は毒性
100 数時間の呼吸でも目立った作用はない
200 1.5時間前後に軽度の頭痛を引き起こす
400〜500 1時間前後で頭痛、吐き気、耳鳴り等を起こす
600〜1000 1〜1.5時間前後で気を失う
1500〜2000 30分〜1時間前後で頭痛、めまい、吐き気が激しくなり、意識を失う
3000〜6000 数分で頭痛、めまい、吐き気等が起こり、10〜30分の暴露で死亡
10000 直ちに意識喪失、死亡

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■硫化水素の人間に対する作用と毒性

濃度(ppm) 作用又は毒性
0.025 嗅覚で確認できる限界。但し個人差大
0.3 はっきり臭う
3〜5 中等度の強さの不快臭
10 眼の粘膜が刺激される下限。許容濃度
20〜40 強烈に臭うが、耐えられぬことはない。肺粘膜刺激の下限
100 2〜15分で臭覚が鈍ま。1時間で眼、気道の刺激。
  8〜48時間の連続暴露で死亡することあり。
170〜300 1時間暴露で重大な健康障害を起こさぬ限界
400〜700 30分〜1時間の暴露で生命の危険あり
800〜900 速やかに意識喪失、呼吸停止、死亡
1000 直ちに意識喪失、死亡

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■可燃性ガス(メタン:CH4)の性質及び危険性

主な性質 無色気体、無臭
水、エタノール、エーテルに可溶
比 重:0.6
融 点:-182.5℃
沸 点:-161.5℃
発火点:537℃
危険・有毒性 発火性・爆発性:空気と爆発性混合ガスを作る。
爆発範囲=5.0〜15.0%
人体への影響:メタン自体は無害であるが、空気中の酸素 濃度を低下させ酸素欠乏を起こす。

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◆可燃性ガスの爆発濃度

燃焼(爆発)する濃度の範囲は、ガスの種類によってさまざまです。

爆発下限界(LEL)と、爆発上限界(UEL)の範囲で、ガスは燃焼(爆発)します。

可燃性ガスの爆発危険濃度管理には、特に爆発下限界(LEL)が重要です。

●例えばメタン(CH4)の場合


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