コンクリート充填検知システム ジューテンダー CIFD-3
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概要
●土木建築現場でのコンクリート打設時に型枠内へのコンクリートの充填状態を確認するシステムです。
●本体・ターミナルボックス・振動デバイスの3ユニットから構成されます。
●あらかじめコンクリート充填の確認が必要な場所に振動デバイスを取り付け、本体に接続することで、コンクリートの充填状態をリアルタイムに確認できます。
●本体に内臓されたソフトウェア(判定アルゴリズム)により、コンクリート充填部の状態および、打ち上がり時間等を把握できます。
システム構成品
特徴
●振動デバイスによりコンクリートの充填を検知できます。
●校正用のセンサや校正コンクリートが必要なく、一つの振動デバイスで空気、不完全な状態(水)、コンクリートの識別が可能です。
●振動デバイスは小型・薄型なため、狭い隙間の充填検知が可能です。(振動デバイスは販売です。)
●充填状況はリアルタイムで液晶画面の色の違いで判りやすく表示し、打ち上がり時間等の記録も可能です。
●振動デバイスのケーブルは延長可能(約50m)なため、高所や離れた場所でも検知可能です。(販売)
用途
●目視が困難な箇所へ打設されたコンクリートの充填確認に。
●鉄筋や鋼材が過密に設置された構造物に打設されたコンクリートの充填確認に。
●高流動コンクリートの流動状況確認に。
●CFTダイヤフラム下面やプレカラム等へのコンクリートの充填確認に。
●高密度配筋や目視が困難な箇所の充填状況の確認に。
●トンネル裏込めでのエアーモルタルの充填管理に。
●PC橋梁シース管のグラウト充填管理に。
使用方法
①鉄筋などにしっかりと固定しながら 設置していきます。
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②振動デバイスのケーブルをターミナルに 接続します。ケーブルに先行表示を付ける と間違いがなくなります。 |
③ジューテンダーの計測準備は完了になります。 | ④コンクリート打設を開始します。 |
⑤デバイスがコンクリートの打設前で空気中にある 状態です。赤色表示になります。 |
⑥2・3chが充填前、4・5chが充填完了 (赤・黄・緑が点灯)6chが締固め完了※ |
⑦全て充填、締固め※完了 赤:空気 黄:水など (不完全な状態) 緑:コンクリート 青:締固め時間を表示※ |
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※締固めはCIFD-4のみ
表示画面例
各部名称
付属品
・ターミナルボックス ・ターミナルボックス接続ケーブル5m ・電源ケーブル5m ・液晶画面保護板 ・パソコン接続ケーブル1.5m ・USBシリアルケーブル1m ・ベルト |
・収納ケース ・CDソフト(ソフトウェア) ・CDドライブ(USBドライバ) ・取扱説明書 ・USBシリアルケーブル取扱説明書 ・弊社検査成績書
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販売品
※1個~ご注文ください。 ・振動デバイス(5m) 商品コード:RSD0000000000001 ・振動デバイス(20m) 商品コード:RSD0000000000002 ・延長ケーブル(200m) 商品コード:RSD0000000000003 |
仕様
商品コード | RSD 16000 001 | |
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名称 | ジューテンダー | |
メーカー | 曙ブレーキ工業 | |
型式 | CIFD-3 | |
検知方法 | 振動デバイスによる周波数特性検出方式 | |
識別能力 | 空気、不完全な状態(水)、コンクリート | |
測定チャンネル | 16ch | |
表示 | LCDモニタによるカラー表示 | |
計測時間 | 1chあたり約0.5秒で計測 | |
日付機能 | 内蔵時計による 年/月/日/時/分/秒 | |
記録イベント数 | 約200 | |
出力データ形式 | テキスト形式 | |
電源 | AC90V~110V(内部データはバックアップ電池内蔵) | |
PCとの接続 | シリアルポート D-sub(9ピン) | |
使用温度範囲 | 0~40℃ | |
使用湿度範囲 | 5~85%(結露なきこと) | |
外形寸法 (W×D×H) |
本体 | 280×110×200mm(突起物を除く) |
ターミナルボックス | 240×60×140mm(突起物を除く) | |
質量 | 本体 | 2.8kg |
ターミナルボックス | 1kg |
FAQ